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糸を使わない避妊・去勢手術
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「縫合糸反応性肉芽腫」とは…?

手術中における、細い血管からの出血は、既存のガスレーザーメスや電気メスなどで止血が可能ですが、臓器を摘出したりする際には縫合糸(結紮糸)でいくつかの太い血管を縛る必要がありました。
しかし、ここ数年の学会や論文で、体内に残した糸が時間を経てから引き起こす「縫合糸反応性肉芽腫」という病気が報告されています。近年アレルギー体質の犬猫が増え、稀にではありますが体内の糸に対して、からだが異物と認識して反応を起こしてしまい、肉芽腫という腫瘍のようなものができてしまうのです。
縫合糸反応性肉芽腫の原因となる糸の種類は、すべての外科用縫合糸が原因となり得ますが、特に非吸収性の絹糸が挙げられます。絹糸は丈夫で緩みにくくしっかりと縛りやすい性質があるため、結紮糸の主流でもあります。
吸収性の結紮糸を使用することも可能ですが、絹糸などに比べると糸自体も弱く結紮力も不安であるという大きな欠点を抱えており、どの糸を使用しても一長一短があるという状況でした。

新世代超音波手術システム「SonoSurg」を導入しました

この病気を避けるためには、からだの中にできるだけ異物である糸を残さない手術(無結紮手術)をするという方法が近年可能になりました。
そこで、当院では新世代超音波手術システムSonoSurg(OLYMPUS)という、血管を糸で結紮(縛る)のではなく、超音波振動を利用して血管をシール(密封)することのできる、最先端医療の手術機器を導入しました。
このSonoSurgと既存のガスレーザーメスや電気メスを併用することにより、出血を最低限に抑え、なおかつ今まで一長一短ある糸の中で何かを選び体内に残すしかなかった状況から脱却し、可能な限りからだの中に異物(糸)を残さない無結紮手術が可能となりました。

  • 機械
    機械の写真です
  • 血管のシール
    血管を超音波で
    シールしているところです。
  • 血管のシール
    血管のシールが終了しました。
  • 切断
    シーリング後、そのまま切断します。
    出血はありません。

私たちは、まず動物たちの不安感や
心の痛みを取り除くことから治療をはじめます

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