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2021.08.26
犬の椎間板ヘルニア*内科的治療入院33日目*

当院で治療していた椎間板ヘルニアのわんちゃんです。

リンク動画は手術なし内科的治療のための入院33日目の様子です。

0:03頃に注目です。

動画リンク(外部サイトyoutube)https://youtu.be/KmOx-FUB0-o

 

前回の動画から1週間足らずで更に右後肢の動きが明らかに良くなっています。

この頃から、炎症止めとビタミンの投薬を注射から内服へと変更しました。

入院開始から2週間以上は良化傾向がほぼ見られませんでしたが、ここにきて見る見る変化があります。

 

スタッフから「すごいねー!」「早くお家に帰ろうねー!」などと声をかけられると、どこか得意げです。

次の更新ではどんな進歩を見せてくれるでしょうか。

次回の更新も是非ご覧ください。

 

動物看護師 小島


2021.08.19
アジア動物スキンケアセミナー修了しました


動物看護士の松田、高田の2名がアジア動物スキンケア検定セミナーを終了いたしました。

アトピー性皮膚炎、膿皮症、マラセチア皮膚炎などの皮膚病治療において薬物療法と同時にスキンケア療法がとても重要な位置づけとなります。

様々な皮膚疾患におけるスキンケアの観点からの戦略の立て方、スキンケア製剤の活用法などを学びました。

今後の皮膚疾患治療に役立てていきたいと考えております。

スキンケアについてご不明の点は動物看護士にお気軽にご相談ください。


2021.08.13
高濃度ビタミンC点滴療法を開始しました

高濃度ビタミンC点滴療法は人の病院でも様々な疾患に適応されていますが、とりわけ癌の進行予防に効果的であると考えられています。

がんを患っているが高齢のため抗がん剤や放射線療法の副作用が心配な場合や抗がん剤のような体に負担のかかる治療は控えたいという場合などの副作用のない代替療法として検討していただく価値があると思います。

ビタミンCの抗がん作用

通常ビタミンCは抗酸化作用を有しますが、高濃度のビタミンCを血管内に投与すると逆に酸化作用を発揮し、生体内で多量の過酸化水素を発生させます。正常な細胞は中和酵素を持っており全く影響を受けないのですが、がん細胞に取り込まれるとDNA、解糖系、ミトコンドリアを阻害しATP合成を抑制しがん細胞を死に至らしめると考えられています。

がん以外の適応症例

椎間板・関節疾患

アトピー性皮膚炎・アレルギー疾患

感染症

慢性肝疾患、軽度の腎疾患、消化器疾患

老齢疾患、アンチエイジング

健康維持、QOL改善

様々な慢性疾患の治療のオプションとしてご検討いただけます。

高濃度のビタミンC点滴療法の開始にあたって

・基礎疾患の検査・腫瘍の種類や進行度について精査いたします。

・高濃度のビタミンCの重篤な副作用である溶血発作を防ぐために、伴性劣性遺伝子G6PD欠損症の検査を必ず受けていただきます。

高濃度ビタミンC点滴療法の禁忌

・G6PD欠損症

・高度の腎不全

・活動型心不全

・末期がんに関しては禁忌ではありませんが適応外となります。

高濃度ビタミンC点滴療法のプロトコール

最初の2~3か月は週に2回、その後有効な場合は1週間に1回程度となり、血液中のビタミンC濃度を測定しながら徐々に間隔をあけていきます。

決まった方法はありませんので飼い主様のお仕事、経済的な理由を考慮しながら進めていきます。

ビタミンC製剤について

当院ではマイラン社製の注射用ビタミンCを使用しております。国産のビタミンC製剤は防腐剤を使用しているため、防腐剤フリーの輸入製剤を使用します。

現在入手可能な高濃度ビタミンC点滴療法の製剤としてはこの製剤のみとなっています。

 

治療費などは動物の体重によって変わりますのでご相談ください。

 


2021.08.12
犬の椎間板ヘルニア*内科的治療入院27日目*

当院で治療していた椎間板ヘルニアのわんちゃんです。

リンク動画は手術なし内科的治療のための入院27日目の様子です。

今回は右後肢に注目です…!

動画リンク(外部サイトyoutube)https://youtu.be/p6m_RUJc_sQ

 

右の後ろ足が床を蹴っている様子が確認できます!

足を動かそうとする信号が神経を伝わって、わずかながら後ろ足が動くようになりました。

まだ固有知覚反応(足の甲を床につけさせ、動物が直ちに元の正常な位置に戻すことができるかを評価します)などは復活しませんが、こういった変化から順番に回復していきます。

手術なし、麻酔なしでも着実に改善していっています。

次回の更新も是非ご覧ください。

 

動物看護師 小島


2021.08.07
肛門嚢摘出


肛門嚢とは肛門の左右に存在する分泌腺です。

非常に臭気の強い分泌物がたまり便に少しづつ付着したり興奮時に肛門に力が入ると噴出したりします。トリミング時はシャンプー時に絞って排出します。

肛門嚢は細菌感染がおこると内部に膿がたまり、とても治りにくくなります。また、一旦治癒しても繰り返し再発する可能性が高い病気です。

肛門嚢は手術により摘出することが可能なので、摘出すれば再発の可能性はなくなり、定期的に絞る必要もなくなります。

手術は嚢を一部分でも残すと完治できなくなりますので、写真のように樹脂を注入し肛門嚢全体が確認できるようにしてから摘出します。

化膿した場合の治療だけでなく、頻繁に溜まりやすい子も摘出する場合があります。


2021.08.05
本日の歯磨き教室

毎週木曜日対応のわんちゃん向け歯磨き教室を開催しました。

 

本日のわんちゃんは先日歯石除去の手術を受けて頂いておりました。

手術後は口臭も一時的に治まり治った気になってしまう歯周病ですが、わんちゃんの場合99%完治ができないといわれている病気です。

”歯をクリーニングしてからの維持”及び”歯周病に罹患しないよう予防”することが非常に重要です。

歯周病はお口のトラブルだけではなく、内臓にも負担をかけることが言われています。

 

「うちの子に歯磨きなんてできるかな」と思う方が非常に多く、本日いらした飼主様も同じく不安を感じていらっしゃいました。

 教室受講後には不安な表情は払拭され、「今日からできる気がします!頑張ります!」と帰って行かれました。

 

正しく毎日歯磨きトレーニングを行えば2~3か月で必ず慣れてくるといわれています。

歯磨き教室ではそのためのポイントやコツ正しい歯の磨き方も含めお伝えしています。

 

ご興味のある方はまずわんちゃんの口腔内のチェックで受診をお願いいたします。

最期の日までわんちゃんが自分の歯でおいしくご飯を食べられるように、歯磨きで歯とわんちゃんの生活の質を守っていきましょう。

 

 

動物看護師 小島


2021.07.22
犬の椎間板ヘルニア*内科的治療入院22日目*

当院で治療していた椎間板ヘルニアのわんちゃんです。

リンク動画は手術なし内科的治療のための入院22日目の様子です。

しっぽに注目してください…!

動画リンク(外部サイトyoutube)https://youtu.be/SuZZmofDg0o

 

治療は同じく毎日の投薬とレーザー照射。並行してダイエットも継続中です。

前回の動画撮影時頃から徐々にしっぽを振れるようになりました。

ご飯のときやスタッフが声をかけた時など、しっぽで感情の表現をしています。

直ぐに元通りにとはいきませんが、このように変化が現れると私たちスタッフも非常に嬉しくなします。

 

次回の更新ではどのような良い変化を見せてくれるでしょうか!

引き続き是非ご覧ください。

 

動物看護師 小島


2021.07.22
インスタグラム始めてみました

気軽に日々の情報を提供できそうなので始めて見ました。

あまり堅苦しくない記事にしたいと思います。

続くかどうかが問題です。💦


2021.07.18
最近多い疾患 「下痢」

暑くなってきて、家の中で涼しい場所を探したり、お散歩は暑くてぜぇぜぇしちゃうし・・・でも行きたいし・・・。

いつもの寝床が日向で熱くてやけどしちまうにゃ~。とか。

動物たちにとっても過ごしにくい受難の季節がやってきました。

こんな季節に圧倒的に多い症状が下痢、嘔吐です。

原因には様々なものがありますが、気を付けていただきたいのがフードと飲水の管理です。

フードは湿気でカビが生えたり細菌が増殖したりして下痢の原因となりますので、今の時期はできるだけ小袋で購入し、短期間で使い切るようにして下さい。

お水もお皿に入れて放置しておくとすぐに雑菌が繁殖します。1日2~3回は交換しお皿は洗剤でよく洗うようにして下さい。

動物たちも清潔な環境で暮らしているので、最近だんだん抵抗力がなくなってきているように感じます。


2021.07.12
前肢骨折プレーティング

小型犬は前足の骨折が多くみられます。前足の骨は割りばし1本分程度しかありませんので、ソファーなどから飛び降りただけでも骨折してしまうことがあります。

ほとんどのケースでは骨折部分で曲がってしまうため手術して元通りに整復固定してあげる必要があります。

ギプス固定でも治らないことはありませんが、骨折部で曲がってしまうことが多く治療期間が長くなり、ギプス内で褥瘡ができるためおすすめはできません。

以前、比較的治療費のかからないピンニングという方法をご紹介しましたが、こちらもギプス固定の期間がやや長くかかります。

今回はプレーテイングについてご紹介します。

プレーテイングとはプレート(板状のもの)とスクリューで骨折部位を固定する方法です。現在はこの方法が最良であると考えられます。

プレートやスクリューには様々な素材があり、当院ではステンレス製と異物反応の少ないチタン製があり、またロッキングシステムというようなプレートとスクリューを一体化し、より安定的でさらに骨折部位の血行を遮断せずに治癒を早める方法があります。

写真の症例は治療費の経済的な問題からステンレス製プレートを使用して手術しました。術後2週間はギプス固定をします。骨の癒合にはおよそ2か月かかりますが、通常ほぼ1か月で普通に歩けるようになります。通常はステンレスプレートでも問題なく治癒します。骨が細くなってしまうという報告があるため、治癒後にプレートは除去することが理想ではありますが、当院では基本的にはプレートの除去手術をしません。長期間体内に温存する器具となりますので、できるだけアレルギー反応の少ないチタン素材が推奨されます。さらにロッキングプレートは術後に癒合不全を起こすような危険性は最小限となります。

この症例の治療費は手術、入院治療費、器具代、ギプスなど合わせまして15万円前後となりました。

治療費は動物の大きさ、骨折部位、プレートの種類、大きさ、スクリューの素材や本数により大きく変わることがあります。手術方法、器具の選定につきましてはご相談しながら進めさせていただきます。


私たちは、まず動物たちの不安感や
心の痛みを取り除くことから治療をはじめます

お気軽にご相談・ご来院ください

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