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2019.04.19
猫好酸球性潰瘍

猫に時々見られる上口唇にできる左右対称性の潰瘍性病変です。かゆみや痛みはあまりありません。

定義は前述のとおりですが、写真の病変は左右対称になっていません。

原因としては外部寄生虫やアレルギー皮膚炎が挙げられますが、特定はされていません。

治療はアレルギー治療薬の副腎皮質ホルモンによく反応します。


2019.04.16
小型犬の骨折


先日、骨折の手術がありました。

人で言うと手首の上あたりの骨折が非常に多く見られます。

骨の太さは1cmもないくらい、割りばし一本分より細いこともあります。

今回の骨折は体重が2kgに満たないワンちゃんで、かなり骨が細いためプレートによる固定はできず、髄内ピンというステンレス製の心棒を骨の中に埋め込む手術の選択となりました。

骨折部の癒合までには1.5~2か月くらいかかるので、治るまで何事もないことを祈ります。

まれに患肢と反対側の足に負担がかかり両足骨折などという大変なことになることもあります。手術も大変ですが、手術後の管理が重要な治療となります。

写真は手術前後のレントゲン写真です。

1週間の入院、手術、ギプス、検査料など合わせて、15万円ほどの治療費となりました。


2019.04.10
膝蓋骨脱臼

膝蓋骨とは通称「膝のお皿」と言われている小さなお豆のような骨です。小さくても膝関節の動きにはとても重要な働きを持っています。膝関節が前後に動くときに大腿骨の溝の上を上下に動き、膝の前後の動きを安定させる働きがあります。犬にはこの骨が、膝の内側に外れてしまうケースが多いです。外側に外れる場合もありますが、それほど多くはありません。脱臼している犬は滑車溝という溝が先天的に浅く、はずれやすくなっています。中には生まれつきはずれてしまっている子もいます。グレードは4段階に分けられ、特にグレード4となると常時はずれてしまっていて、足の着地が困難になってしまいます。生活に支障が出るようになると、手術で治してあげる必要が出てきます。

写真は手術中の膝です。溝が殆どないことがわかります。手術方法は膝の状態によりそれぞれ変わってきますが、基本は溝を深く掘り下げてあげて、膝周辺の筋肉やじん帯の位置を膝蓋骨が外れにくい位置に移動する処置をします。

当院では月に2~3例の手術症例があります。早ければ手術後2~3週間で通常の歩行を取り戻します。グレード1~2で通常歩行が可能な子には手術はお勧めしておりません。

手術費用は入院費込みでおよそ13万円から15万円ほどになります。


2019.04.01
GIST(消化管間質腫瘍)

先日ショーケンこと萩原健一さんがお亡くなりになりました。ショーケンといえば私もショーケンを見て育った世代で、「前略おふくろ様」や「傷だらけの天使」などは夢中になってみていました。去年あたりテレビ神奈川で再放送をしていて、懐かしく見ていました。

亡くなられた原因がGISTというがんだということですが、この腫瘍は動物でも時々見受けられますが大変珍しい腫瘍です。たまたま当院でも先月一例治療しました。症状が出にくく、発見した時にはかなり進行していることが多いがんです。先月治療したワンちゃんはたまたま比較的早期に発見することができ、手術を行い現在抗がん剤治療で良好に経過しています。

このようながんを見つけるのに最も有効な手段がエコー検査であると思います。今回はまた健康診断におけるエコー検査の重要性を実感いたしました。


2019.03.30
新規検査機器の導入


新しく検査機器を導入いたしました。

検査項目は甲状腺ホルモン、コルチゾール、総胆汁酸、血液凝固機能です。今まで外部検査機関に依頼しておりましたが、病院内にて検査できるようになり、ホルモン関連疾患は、迅速に治療にを開始することができます。また、手術前に止血機能の状態を判断することにより、安心して手術に臨むことができるようになりました。


2019.03.21
健康診断の分析結果

今年度、健康診断を受けていただいた犬猫の分析を行いました。

異常値が診られた犬のうち、最も多い異常が肝・胆道系疾患、猫では高脂血症でした。

どちらも食事管理が大切と思われます。特に近年、糖尿病も多く見受けられますので、ご注意下さい。


2019.03.13
マダニ1号

今年のマダニ1号が来院しました。

そろそろノミ・マダニ予防を開始したほうが良いかもしれません。


2019.03.09
マラセチア 

写真はマラセチアという真菌(カビ)の一種で酵母菌という分類に属します。発芽した状態だとひょうたんのような形に見えます。酵母菌といいますとパンや酒などを発酵させる時に使いますがその菌の仲間ということになります。この菌がワンちゃんの皮膚に増殖しますとやはり発酵臭といいますか、ちょっと酸っぱいような匂いを発します。

もともとは体表にいる常在菌ですが、アレルギー疾患などで脂漏という皮脂が過剰分泌された状態になるとそれを栄養源に異常に増殖することがあります。健康状態では写真のようにまとまって観察されることはありません。

皮膚疾患でこの菌の増殖が見られた場合は治療の妨げになるのでまず、マラセチアを退治することを始めなければなりません。内服薬やシャンプーを使い治療します。


2019.03.05
気管虚脱

気管は軟骨で形成されていますので普通は堅いホースのように押してもなかなか潰れません。しかし何らかの原因で軟骨が柔らかく変性してしまい、レントゲン写真のように、潰れてしまうことがあります。気管の矢印の部分が完全に潰れてしまっているのがわかります。これを気管虚脱といいます。呼吸時に「ガーガー」というような大きな音が出ます。

犬は呼吸により体温調節を行いますので、特に春から夏場にかけて体温調節がうまくできなくなり熱中症の原因となりますので注意が必要です。

肥満の場合は減量が大切な治療となります。


2019.02.02
猫疥癬(カイセン)

疥癬というダニの画像です。人にも感染しますので注意が必要です。とてもかゆいです

猫疥癬 動画


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