30年間ありがとうございました
小田原の地で動物病院を開業し30年が経ちました。
たくさんのペットたちとの出会い、別れを経験し、 たくさんの飼い主さんに育てていただきました。
多くのかわいいペットたちの顔や思い出が頭に浮かんできます。
とても寂しくは感じますが、今後は山崎院長の元、新たに当院を盛り立てていただけると幸いに存じます。
簡単なご挨拶となりますが、1~2か月は私もまだおりますので何かの折にはお声掛けください。
本当に30年間ありがとうございました。
足立衛紀
年末のご挨拶
今年一年、新型ウイルスに翻弄されてしまいましたが、私共スタッフ一同、何とか元気に乗り切ることができました。
皆様にもマスク着用、診察室での人数制限などのご協力をありがとうございました。
今年は長くお付き合いいただいた多くの動物たちとのお別れがありました。今、みんなの可愛い顔や優しい飼い主さんお一人お一人の笑顔が目に浮かびとても寂しい気持ちになります。
また一方、新しくお付き合いしていただける動物たちも増えました。来年もみんなのために引き続き頑張って行こうと思います。
年末を迎えようやく富士山が雪化粧をしました。
来年はコロナが収まり良い年になることを期待します。
皆様もどうぞ素晴らしい新春をお迎えください。
12月31日 院長・足立
鳩さん放鳥
先日、大怪我をして保護されたレース鳩。おそらくカラスに襲われたと思われます。
怪我も癒えて昨日元気に飛び立ちました。家は福島県です。無事に帰ってね。
保護して連れてきていただいた方、お名前伺いませんでしたがありがとうございました。
お散歩
7月までは涼しい日が多いなと感じていましたが、8月に入り猛暑が続いていますね。この暑さには、すでに嫌気がさしています。
わんちゃんの熱中症も8月に入り数件来院しています。今年の特徴として冷房の入った室内で熱中症を引き起こしていることです。急な猛暑になり、体が暑さに慣れていないとこのようなことが起きるのだと思います。
さて、うちの犬たちも暑さに弱いのでお散歩は薄暗くなってから行きます。7時くらいには地面の温度もだいぶ低くなっていますが、アスファルトはまだ熱いですね。皆様十分にお気を付けください。
つばめ生まれました(第2陣)
2~3日前から病院玄関前のツバメの巣からひなが顔を出すようになりました。親たちがとても忙しそうにしています。
第一陣の2つの巣のツバメたちは順調に育っていたのですが、飛び立つ寸前でカラスにやられ全滅してしまいました。
今回はカラス除けの「カラスなぜ逃げる」という商品を見つけて写真のようにぶら下げてみました。効果があるかどうか疑問ですが、親ツバメも少し怖がっているようにも見えます。カラスも子育ての時期は終わっていると思いますので、春先ほど狂暴ではないかもしれません。
今回も食べられたら、来年からツバメが来なくなってしまうかもしれません。
どなたかカラス除けの良い方法があったら教えてください。
狂犬病集合注射終わりました
今年の狂犬病予防注射の当番が昨日で終わりました。毎年のことながら、当日は午前休診となり大変ご不便をおかけいたしました。狂犬病予防は獣医師の責務でありますので、日本に狂犬病が再発しないために続けていかなければならないと思います。
4月4日の読売新聞に狂犬病予防注射の是非について書かれていました。記事には狂犬病予防注射は必要ないのではないかとの論文などが紹介されていました。
世界的に見て狂犬病清浄国は日本、ニュージーランド、オーストラリア、国ではありませんがハワイなどです。隣国の中国では統計に上がっているだけで年間2600人余りの人が狂犬病により死亡しています。
狂犬病は犬だけでなく哺乳類全般にかかる病気で、当然人間にも感染するわけです。唾液によって感染する狂犬病は人をかむ可能性がある犬が予防対象となっています。そして感染症は一度入ると野生動物などを介して一気に広がる可能性があります。
ニュージーランドやオーストラリアはたしかに予防接種義務はありませんが、隣国に狂犬病の濃厚感染地域はありませんので、日本の地理的条件から考えると同列で考えられません。
万が一、狂犬病が日本で1頭でも確認されるとたちまちワクチン不足になることも予想されます。
狂犬病の症状はとても悲惨です。特に人に感染した場合の映像は見るに堪えないものがあります。今や狂犬病を実際に見た獣医師や医師もほとんどいなくなっていますので、その恐怖をなかなかうまくお伝え出来ないのですが、もしもご興味のある方がいらっしゃいましたら公表はできないのですが、映像をお見せいたします。
今後とも狂犬病予防にご協力をお願いいたします。画像は厚労省ホームページより引用した世界の狂犬病発生地域です。
動物病院今昔物語 ①
私も平成四年に現在とは1キロほど離れた小田原市飯泉に動物病院を開業して四半世紀が過ぎました。今迄多くの飼主さんやたくさんの可愛い動物たちと接することができ、数えきれないほどのドラマやお別れもありましたが、とても楽しく仕事をさせていただきました。皆様に育てていただきましたことに心から感謝しています。
さて、私が大学を卒業し獣医師免許を取ったのが昭和六十三年。翌年には平成という年号に変わりました。来年は元号も変わるようで何という名前になるのか楽しみですが、平和な世の中であってほしいですね。平成動物病院史とでも言いましょうか良い区切りですのでこの辺で一度、動物病院の歴史を辿って記録をしてみようかなと思います。
動物医療は2~30年前に比べると、格段の進歩を遂げています。どのような産業でも同じかもしれませんが私たちのように社会の枝葉の末端で仕事をしている者もいれば地道な研究をつづけ、まさに縁の下の力持ち的な働きをしている方々も多く存在し、社会の発展はそのような基礎を作っている人たちによって支えられていて、これが日本の国力なんだろうなと実感します。ノーベル賞に輝いた北里大学の大村智先生の功績はマラリア症で苦しむ人たちにとって明るい光となりましたが、同時に獣医業界にとってはフィラリア症で苦しむ多くの犬たちを救いました。その功績は計り知れないと思います。今やフィラリア症が日本中からなくなってきているのは大村先生のおかげといって良いと思います。大局でみると平成前半は伝染病との戦い、平成後半からは先天性疾患や高齢動物医療との苦闘であったのかもしれません。
また今年は私たちとはかけ離れたところで大きなドタバタがあり、獣医大学が一校増えることになりました。既得権益などという言葉で揶揄されましたが、獣医業界に権益などというものは存在しなく何か嫌な気持ちにもなりましたが、いずれにせよ、私たちが培ってきた動物医療、ことのほかこれからは基礎研究、畜産振興に大きな力になってくれることを願います。
私の小さな経験談でありますので間違いもあったり、時には愚痴も入ったりするかもしれませんが、私のホームページ内の独り言と思って聞き流していただければ幸いです。
ご興味ない方はスルーしてくださいね。不定期に書いていきたいと思います。 足立
きゅーちゃんの散歩
朝、病院内を掃除する時、きゅーちゃんが一緒に遊びます。楽しそうに元気に走り回ってとても可愛いのですが、もし出会っても手を出さないでください。
咬みます。歯は削ってありますが、本気で咬みますのでとても痛いそうです。機嫌が悪いと飛びかかりますので逃げてください。
スタッフは全員被害者です。ちなみに狂犬病の注射はしっかり打ってます。
特におじさんが嫌いです。
病院の清掃
動物病院はどうぶつたちの毛やオシッコ、ウンチなどで汚れや臭いがとても強く出ます。毎日毎日掃除は動物病院をの大切な仕事の一つです。清潔に保つ事は様々な感染症の感染予防にもつながります。
当院では床などの清掃にオレンジXというオレンジの皮から作られた洗剤を使用しています。天然素材の洗剤なので、わんちゃんが直接床を歩いたり舐めたりしても安心です。
感染症の消毒には時として強力な消毒薬も必要になりますが。